パナソニックエコキュート HE-K46CQS ヒートポンプの設置場所について (オール電化リフォーム 施工例 価格 堺市
2009.12.12堺市東区にてエコキュートの工事
堺市のs様邸でエコキュートの設置工事でした。
S様が選ばれたエコキュートはパナソニック製のHE-K46CQS。
当初より設置スペースの関係から薄型でご検討され、最終的にパナソニックに落ち着いたのは、貯湯量の460ℓの容量から本体サイズ(省スペースかどうか?)、性能スペック、機能面においてパナソニックの新製品(当該機種は12月発売)である上記記載機種が最適、とご判断されたからです。
S様からご相談があったのは11月初旬でしたが、その頃にはすでに新製品の情報をご存知で、お恥ずかしい話、私たちはまだ知らなかった、という体たらくでした。
製品の納品待ちから本日の工事と相成った次第ですが、持ち前の研究熱心さ故か、エコキュートのヒートポンプの設置場所にもこだわりをお持ちでした。
それは隣家の方への配慮からのこだわりです。
↓エコキュートの土台基礎造り。事前にコンクリートで造っておきます。
エコキュートのヒートポンプは空気中に存在する熱を奪って、そのエネルギーを貯めている水に移して、約90℃前後の高温のお湯を作ります。
その時奪う熱の温度は、おおよそ10℃程度です。
仮に外気温が20℃の時であれば、20℃-10℃=10℃の冷気が奪われた後の排熱となってヒートポンプから排気されます。
真夏だったらヒートポンプの作動中に前にいると、クーラーのように涼しくて快適ですが、真冬であればそうはいきません。
外気温が10℃以下になれば、ヒートポンプから出る冷気は零下になります。
当然、その前方に水道配管などがあれば凍結することもあるのです。
よくあるのが隣家に設置されてあるガス給湯器などが挙げられます。
ヒートポンプを不用意に設置して、隣家の給湯器を凍結させて苦情を訴えられるケースも実際にある話です。
また、ヒートポンプの作動音は38デシベル~40デシベルと、図書館と同等かそれ以上の静かさと、メーカーのパンフレットではうたわれていますが、主に住宅地において深夜運転するエコキュートと図書館とを同レベルで比較することが適切なことでしょうか?。
以上のような理由から、S様では隣家の方への配慮からヒートポンプの設置場所を、その影響が最小限となるところをご指定いただきました。
↓貯湯ユニットのそばには隣家の窓があったので、少し離れた所へ設置しました。
今回はエコキュートのみの設置でオール電化ではありませんでしたが、いずれIHのご導入も期待しています。その折もどうかよろしくお願い申し上げます。
本日は真にありがとうございました。
製品には任意での8年延長保証(有料)がありますが、工事については含まれていません。
そこで弊社では工事についての責任施工を誠実に実行していることをお示し、お約束するための保証書
【オール電化工事10年保証】を各お客様へ施工後にお渡ししています。
こちらには年1回の無料点検《但し、お客様からのご依頼ある場合のみ》も含まれています。